結果とプロセス②

営業で契約にならなかった。
連絡したのに返事が来ない。
一生懸命説明したのに、相手が動いてくれない。

そんなとき、

「どうしたら契約してもらえるんだろう」
「なぜ返事をくれないんだろう」
「どうしたら分かってもらえるんだろう」

と考えることはありませんか。

前回、結果を変えたいなら、その手前にある「プロセス」を見ることが大切だと書きました。

ところが、分かっていても私たちは、つい結果ばかり見てしまいます。

なぜなのでしょうか。

結果は、分かりやすい

理由の一つは、とてもシンプルです。

結果は目に見えるからです。

売れた、売れなかった。
返事が来た、来なかった。
相手が動いた、動かなかった。

結果は〇か×かが分かりやすい。

一方、そこに至るプロセスは、結果ほど分かりやすくありません。

「自分は何を聞いたのか」
「どんなタイミングで提案したのか」
「相手はどんな反応をしていたのか」
「その反応を見て、自分はどう対応したのか」

一つひとつ振り返らなければ見えてこないからです。

だから、どうしても目の前に現れた「結果」に意識が向きやすくなります。

結果を早く変えようとすると、相手を動かしたくなる

もう一つ、営業やコミュニケーションでは特に気をつけたいことがあります。

結果を早く変えようとすると、

「どうしたら買ってもらえる?」
「どう言えば納得してもらえる?」
「どうしたら動いてもらえる?」

と、意識が相手に向き始めます。

もちろん、相手のことを考えるのは大切です。

でも、

「相手をどう動かすか」ばかり考えていると、「自分はどう関わっていたのか」が抜け落ちやすくなります。

返事が来ない。

そこで、

「なぜ返事をくれないの?」

と考えるのか、

「私は、相手が返事をしやすい伝え方をしていただろう