~あなたは、あなたを認識している? 第7回~

「また言いすぎた」

「また我慢してしまった」

「また説明しすぎた」

変わりたいと思っているのに、気づけばいつもの自分に戻っている。

そんな経験はありませんか?

ここまでのシリーズでは、私たちには無意識に繰り返している「反応のパターン」がある、というお話をしてきました。

そして、その反応を変えていくための最初の一歩が、自分の反応に気づくこと=自己認識です。

まずは「気づく」ことから

いつもの反応が出そうになったとき、

「今、私はまた同じ反応をしているな」

と気づく。

強く言いたくなった。

相手の反応が気になった。

断れずに引き受けそうになった。

説明を重ねたくなった。

まずは、その自分に気づくことです。

これだけでも、無意識に反応していた状態とは少し違います。

気づいたら、少し立ち止まる

次に大切なのは、すぐに反応せず、ほんの少し立ち止まること。

「私は今、何に反応しているんだろう?」

「本当はどうしたいんだろう?」

そう問いかけることで、いつもの反応と行動の間に少しだけ余白が生まれます。

ただし、ここで別の行動をすぐに選べるとは限りません。

長く繰り返してきた反応ほど、簡単には変わらないからです。

「気づいた」だけでは、まだ変わらない

ここは、とても大切なところです。

自己認識ができたからといって、それだけで行動が変わるわけではありません。

本当に変化につなげるためには、

気づく → 立ち止まる → 違う選択をする → 実行する → 振り返る → 繰り返す

というプロセスが必要です。

分かっていても、できないことがあります。

一度できても、また元に戻ることもあります。

だからこそ、変化とは一度の気づきではなく、実践を重ねていくことなのです。

では、最初に何をすればいい?

まずは、

「自分には、どんな反応のパターンがあるのか」

を知ることです。

自分では当たり前すぎて気づいていない受け取り方。

無意識に繰り返している考え方。

いつも同じ場面で出てくる感情や行動。

私はこれを、その人自身の「OS」のようなものだと考えています。

同じ出来事が起きても、人によって受け取り方も反応も違います。

だから、誰かのやり方をそのまま真似する前に、まず自分のOSを知ることが大切なのです。

まとめ──変化の入口は、自分を知ること

  • 私たちには、無意識に繰り返している反応のパターンがあります
  • 自己認識とは、その自分の反応に気づくことです
  • 気づくだけではなく、選択し、実行し、繰り返すことで変化につながります
  • そのためにも、まずは自分自身の「OS」を知ることが大切です

このシリーズのタイトルは、

「あなたは、あなたを認識している?」

でした。

自分のことは、自分が一番よく分かっているようで、実は見えていないことがたくさんあります。

変わろうと頑張る前に、まずは自分を知ることから。

あなたは、ご自身のOSをどれくらい知っていますか?

まずは「自分のOSチェック」から始めてみませんか。

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