「学んでいるのに、なぜか楽にならない」
「分かっているはずなのに、同じところでつまずく」

そんな声を、これまで何度も聞いてきました。
その背景にあるのは、能力不足ではなく、
OSが整わないまま動いている状態です。

ここまでの章では、
人が分かり合えない理由や、
OSのズレがどこから生まれるのかをお伝えしてきました。
第3章ではいよいよ、OSを整える実践編に入ります。

そもそも「OSを整える」とは、
自分を変えることでも、
ポジティブになることでもありません。

OSとは、
・物事をどう考えるか(思考)
・何を感じ、どう扱っているか(感情)
・何を大切にして生きているか(価値観)
この3つの組み合わせです。

OSが重くなると、
同じ出来事でも疲れやすくなり、
判断が鈍り、人との関係もこじれやすくなります。

だから必要なのは、
頑張ることではなく、整えること

OSを整えるための入り口は、
次の三つです。

まず一つ目は、
思考の癖を知ること。
自分がどんな前提で物事を見ているのかに気づくことが、
整えの第一歩になります。

二つ目は、
感情を流すこと。
感じてはいけない感情を溜め込むと、
OSはどんどん重くなります。
感情はコントロールするものではなく、
通してあげるものです。

三つ目は、
価値観をアップデートすること。
過去に身につけた「〜すべき」が、
今の自分に合っているとは限りません。

OSを整えるとは、
不要なものを足すのではなく、
今の自分に合わなくなったものを手放していくこと

ここが、すべての入り口です。

整ったOSは、
人を強くするのではなく、
軽くします。

この章では、
感情・思考・価値観を一つずつ丁寧に扱いながら、
日常で使える形に落とし込んでいきます。

変わるためではなく、
戻るために整える。

それが、OSという視点です。


まとめ

  • OSは「思考・感情・価値観」の組み合わせ
  • 整えるとは、足すことではなく手放すこと
  • 軽いOSが、自然な行動と選択を生む

✨整ったOSは、人生を前に進める『土台』になります。