「自分がやった方が早い」
「任せると、つい口を出してしまう」
「期待しているのに、思うように育たない」
経営者の方から、よく聞く言葉です。
その背景には、怠慢ではなく、
強い責任感とコントロール欲があります。
経営者のOSは、
組織を守るために磨かれてきたもの。
だから簡単には手放せません。
けれど、そのOSが
今の組織にとって
少し重くなっていることもあります。
OSを整える「手放し」とは、
放棄でも、無関心でもありません。
むしろ、より深い関わり方への移行です。
多くの経営者が手放しにくいものには、
次のようなものがあります。
- 「自分が見ていないと不安」という感覚
- 「期待どおりに動いてほしい」という思い
- 他社や他人との比較
- 役割としての“社長像”
これらはすべて、
組織を思う気持ちから生まれています。
だからこそ、
無理に捨てようとすると、苦しくなります。
手放しの第一歩は、
「それは本当に、今も必要か?」
と問い直すこと。
たとえば、
細かく指示を出し続けることで、
本当に人は育っているのか。
それとも、考える余白を奪っているのか。
コントロール欲を手放すとは、
結果を放置することではありません。
プロセスを信じ、見守る覚悟です。
経営者がOSを整えると、
組織の空気が変わります。
安心が生まれ、
自発性が育ち始めます。
人は、
管理されているときより、
信頼されているときの方が力を発揮します。
手放すことで、
経営は弱くなりません。
むしろ、強く、しなやかになります。
まとめ
- 手放しとは、責任を捨てることではない
- 経営者のOSが、組織の空気をつくる
- 信頼は、コントロールの先にある
✨手放す勇気が、次の成長を呼び込みます