◆はじめに

「自己紹介してください」と言われた瞬間、何を話すか迷った経験はありませんか?
せっかくのチャンスなのに、「職業」や「肩書き」だけで終わってしまうと、印象にも残らずスルーされがち。

でも、ちょっとした伝え方のコツで、
あなたの価値はグッと伝わるようになります✨

今回は、“あなたらしさ”と“信頼”が一瞬で伝わる自己紹介の極意をお届けします!


◆そもそも、自己紹介って何のため?

ただの名乗りや説明ではありません。
自己紹介とは、
▶「あなたがどんな価値を持ち、誰にどう役立てるか」を
▶短い時間で相手に印象づける“ビジネスの名刺”のようなもの。

自分を「売り込む」のではなく、
「共感と興味を引き出すツール」として使いましょう。


◆よくあるNGパターン

🙅‍♂️「●●業をしています。以上」
🙅‍♀️「会社員です。よろしくお願いします」
🙅‍♂️「いろいろやってまして…うまく説明できないんですが」

→こうした紹介では、「で、何ができる人なの?」と相手の頭に?が浮かびます。


◆価値が伝わる自己紹介の3ステップ

✅Step 1:誰に向けて話すかを意識する

「目の前の人がどんな立場で、何に関心があるか?」を想定して、言葉を選ぶ。
例:経営者相手なら「事業への効果」を強調する/同僚なら「役立つ関係性」に寄せる

✅Step 2:”私は○○を通じて、△△な価値を提供しています”

このフォーマットが鉄板です。
✔「何をしているか」ではなく「何を生み出せるか」を語る
✔ 例:「中小企業の社長に向けて、社員の共感力を高めて離職防止と生産性アップをサポートしています」

✅Step 3:ストーリーや想いを一言添える

「なぜそれをしているのか?」を伝えると、一気に深みと共感が生まれます。
✔ 例:「私自身が“伝え方のズレ”で苦労した経験があり、そこから独自のプログラムを開発しました」


◆Before → After 例

🔻Before
「コミュニケーション講師をしています」

🔺After

「経営者向けに、“問いかけ”を活用して、社員のやる気と定着率を高めるコミュニケーション術をお伝えしています。

前職で婚礼司会をしていた頃、100名を超えるお客様やスタッフとのすれ違いに悩み、現場で“伝え方ひとつ”が大きな影響を与えることを痛感しました。

だからこそ今、経営の現場でも『本当に使える』『効果が見える』“伝え方”を、実践的にお届けしています。


◆まとめ

自己紹介は「自己満足」ではなく「価値共有」の時間。
ただ名乗るのではなく、相手が「あなたに興味を持つ」構成にすることが鍵です。

💬自分の価値を、わかりやすく・相手目線で・ストーリーを添えて伝える。
それだけで、あなたの印象と信頼は劇的に変わります。