「なぜか同じ問題が繰り返される」
「周りが悪いように感じてしまう」

経営の現場でも、日常の中でも、こうした感覚に心当たりはないでしょうか。

実は本当に怖いのは、問題そのものではなく、
自分の間違いや思い込みに気づけないことです。

そして、その状態に気づけない限り、残念ながら状況は変わりません。


人は誰しも、自分なりの「正しさ」の中で生きています。
それは幼少期から12歳頃までに形成された価値観や、経験によってつくられた「固定概念」です。

この固定概念は無意識のうちに、
「こうあるべき」
「これは正しい」
という判断基準になっています。

さらに私たちは、日々「刺激」と「反応」で物事を捉えています。

誰かの言葉や出来事(刺激)に対して、
過去の経験や思い込みをもとに反応しているのです。

つまり、
現実そのものを見ているのではなく、自分の解釈した世界を見ている
ということです。


例えば、こんな場面はないでしょうか。

・部下が思うように動かない
・伝えたはずなのに伝わっていない
・期待通りの結果が出ない

そのとき、
「なぜやらないのか」
「理解力が足りないのではないか」
と、相手に原因を求めてしまうことがあります。

しかし実際には、

・伝え方が一方通行だった
・相手の理解度を確認していなかった
・自分の“当たり前”を押しつけていた

ということも少なくありません。

ここに気づけるかどうかで、結果は大きく変わります。


では、どうすればこの「気づけない状態」から抜け出せるのでしょうか。

ポイントはシンプルです。

「自分の見ている世界を疑うこと」

具体的には──

・「本当にそうだろうか?」と一度立ち止まる
・相手の視点に立って考える
・事実と解釈を分けて捉える
・フィードバックを素直に受け取る

この積み重ねが、思い込みの枠を少しずつ外していきます。


経営者やリーダーの立場であれば、なおさらです。

組織の問題を「誰かのせい」にしている限り、
本質的な変化は起きません。

変化の起点は常に「自分の認識」にあります。

だからこそ、

「自分は見えていると思っているけれど、本当に見えているのか?」

この問いを持ち続けることが重要です。


まとめ

・人は思い込み(固定概念)の中で生きている
・現実ではなく「解釈した世界」を見ている
・他責のままでは状況は変わらない
・変化の鍵は「自分の認識に気づくこと」

✨本当に変化を生み出すのは、「外側」ではなく「自分の見方」に気づく力なのです。