(人と関わる中で見えること④)
「ちゃんと伝えたはずなのに、なぜか伝わらない」
そんな経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
言葉を選んだつもりでも、思うように届かない。
同じ内容を話しているのに、伝わる相手と伝わらない相手がいる。
そのたびに、話し方や表現の問題だと思いたくなります。
けれど実際には、伝わらない理由は言葉だけではありません。
人は、言葉そのものを受け取っているのではなく、相手との関係性の中で言葉を受け取っています。
信頼している相手の言葉は素直に入る。
けれど、距離を感じている相手の言葉は、同じ内容でも違って聞こえることがあります。
そこには、安心感や緊張感、心の距離が大きく影響しているのです。
だから私は、「どう伝えるか」と同じくらい、
「どんな関係の中で伝えるか」が大切だと思っています。
仕事の現場でも、伝達がうまくいかないときほど、言葉の工夫だけで解決しようとしがちです。
でも本当に必要なのは、相手との関係を見直すことかもしれません。
安心して受け取れる関係があるのか。
本音を出せる空気があるのか。
その土台があってこそ、言葉は届きます。
伝わらないときは、伝え方が足りないのではなく、
関係性のどこかにすれ違いがあることもあります。
- 伝達は言葉だけで成り立つものではない
- 信頼や安心感が、言葉の届き方を変える
- 伝わらないときこそ、関係性を見ることが大切
✨言葉を整える前に、関係を整えること。そこに本当の伝達の入り口があるのだと思います。