私たちは誰しも心の奥に「真実の自分=真我」を持っています。
けれど多くの場合、それは「恐れ」「恥ずかしさ」「プライド」という鎧に覆われていて、
なかなか触れることができません。鎧は守ってくれる一方で、本音からも人からも距離を作ってしまいます。

一方で「心はだか」で生きる人もいます。
彼らは無防備に見えますが、実は違います。
心はだかでいるからこそ、自分を守るための壁を“必要な時だけ”立てられるのです。

鎧と壁の違いは大きいです。
鎧は常備するため重く、息苦しく、周囲を遠ざけます。本人すら自分の根っこに触れられないこともあります。
対して壁は臨時のもの。普段はオープンで、必要な場面だけ境界を作る。だから柔軟で軽やかに生きられるのです。

心はだかで生きるとは、常に裸で傷つくことではありません。
むしろ、必要に応じて壁をつくりながら、それ以外の時間は心を開き、自分にも人にも素直でいること。
これが本当の強さ・・・・ではないでしょうか。

あなたは今、鎧をまとっていませんか?それとも、心はだかで必要な時だけ壁を作れる状態でしょうか。
鎧(常備型)壁(臨時型)
状態常に装着必要な時だけ立てる
重さ重く息苦しい軽く自在
関係性周囲を遠ざける普段はオープンに近づける
自分との関係根っこにすら触れにくい自分の真我とつながれる
結果孤独・硬直柔軟・軽やか