朝起きても疲れが抜けない。なんとなくイライラ。人間関係もギクシャク。
そんなとき、「どうしたんだろう…」と感じたことはありませんか?
「心と身体はつながっている」──
そんな言葉を聞いたことはありますか?
実はこの“つながり”がスムーズでないと、
私たちの内側からは、さまざまな“お知らせ”が届きます。
たとえば、疲れが取れない、判断ミスが続く、人間関係がギクシャクする…。
これらは、心と身体の接続不良による“サイン”かもしれません。
■ 命令するのは「頭」──でも持っている情報はたった1割
私たちはよく、「頭で考える」ことに集中しがちです。
確かに頭(思考)は、命令を出す司令塔のような役割を担っています。
でも──実は、頭が持っている情報は全体の1割にも満たないのです。
残りの9割は、“心”と“身体”が知っている。
直感や違和感、肌で感じるような感覚。
これらがビジネスでも人生でも、大きなヒントをくれます。
■「心」はどこにあるのか?
「心はどこにあると思いますか?」
こう聞くと、「心臓かな?」と答える人も多いでしょう。
でも実際には、心は身体のあちこちに広がっているんです。
たとえば──
階段を下りるとき、いちいち足元を見なくてもスムーズに降りられる。
後ろから誰かが来たとき、自然に道をよけられる。
これらは、心のセンサーが働いている証拠。
目や耳のように、心もまた“信号”を受け取って、身体に指示を出しているのです。
■ 心が“曇る”とき
ただし──
心が疲れていたり、思考に偏りすぎていると、
このセンサーが曇ってしまいます。
そうなると、本来キャッチできるはずの信号に気づけなくなったり、
あるいは、まったく違う信号を拾ってしまったりするのです。
結果として、人間関係がすれ違ったり、
本質からズレた選択をしてしまうことも少なくありません。
■ 頭でっかちにならず、“つながる”こと
だからこそ大切なのは──
自分の「心」とちゃんとつながること。
情報や理屈に偏りすぎず、身体の声にも耳を傾ける。
この「つながり」が取り戻せると、
ビジネスも人生も、もっと自然に、豊かに展開しはじめます。
心と身体のバランスが取れているとき、
人は本来の力を、もっと楽に発揮できるのです。
◆まとめ
- 頭の情報は1割。残りは心と身体が知っている
- 心は全身に広がっていて、信号をキャッチしている
- 心が曇ると誤った選択をしてしまうことも
- 頭だけでなく、心と身体と“つながる”ことが豊かさのカギ